セミナー・講演情報
放射性医薬品基準
過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液ジェネレータ
効能・効果
脳腫瘍および脳血管障害の診断
甲状腺疾患の診断
唾液腺疾患の診断
異所性胃粘膜疾患の診断
医療機器「テクネガス発生装置」との組合せ使用による局所肺換気機能の検査
用法・用量
脳シンチグラフィ
74~740MBqを静注し、静注後10~30分までにシンチグラムを得る。
甲状腺シンチグラフィ/甲状腺摂取率測定
74~370MBqを静注し、シンチグラムを得る。 同時に投与量のカウントと被検部のカウントの比から甲状腺摂取率を測定する。
また、7.4~74MBqを静注することにより、甲状腺摂取率のみを 測定することもできる。
唾液腺シンチグラフィ/RIシアログラフィ
185~555MBqを静注し、シンチグラムを得る。
必要に応じて唾液分泌刺激物による負荷を行い、負荷後のシンチグラムを得る。
また、時間放射能曲線を作成することにより、RIシアログラムを得ることもできる。
異所性胃粘膜シンチグラフィ
185~370MBqを静注し、シンチグラムを得る。
局所肺換気機能の検査
259~370MBq/0.1mLを、医療機器「テクネガス発生装置」に仕込み、99mTc-超微粒子を発生させる。
99mTc-超微粒子を吸入させ可能な場合は深呼吸を行わせ、さらに息こらえを行わせる。
99m18.5~37MBqを肺内に沈着させ、未沈着の99mTc-超微粒子を 呼出させたのち、肺シンチグラムを得る。
※ 溶出操作手順は添付文書をご参照ください。